褒められても「いえ、そんな」と打ち消してしまう。人と比べては落ち込む。何かあると、まず自分を責める。口を開けば「私なんて」——。
そんな自分を「性格だから」と諦めていませんか?でも、自己肯定感が低いのは、生まれつきの性格ではありません。多くの場合、幼い頃の環境が関係しているのです😊
自己肯定感は「もらって」育つもの
自己肯定感——「私は、私のままで大丈夫」という感覚は、生まれつき備わっているものではありません。幼い頃に、周りの大人から「あなたは大切」「そのままでいい」というメッセージを十分に受け取ることで、少しずつ育っていきます。
だから、そのメッセージを十分に受け取れなかった人は、大人になっても「私は、そのままでは価値がない」という感覚を持ち続けやすいのです。あなたが悪いのでも、努力が足りないのでもありません。
「条件つきの愛」で育つと、どうなるか
「いい成績を取ったときだけ褒められた」「手がかからない子だけが認められた」——。こうした環境で育つと、心はこう学びます。
「何かができる私じゃないと、愛されない」
これが「条件つきの自己肯定感」。頑張り続けないと安心できず、休むと罪悪感が湧く。褒められても「本当の私を知ったら、失望されるはず」と怖くなる。とても苦しい状態です。
この「頑張らないと価値がない」感覚は、人生脚本とも深くつながっています。
▶ あわせて読みたい:人生脚本とは?幼少期に書かれた設計図
🌸 まりの体験
中学生の頃の私の口ぐせは「変わりたい、変わらなきゃ」でした。何者かにならないと、価値がないと思っていたから。学んで、実践して、資格を取って——それでも「私なんて」は消えませんでした。消えたのは、頑張るのをやめて「何者でもない私」を許可した日。ふっと、30年分の肩の荷が下りました。自己肯定感は、何かを足して育つものではなく、「そのままでいい」と許可した分だけ育つものでした(私の物語はこちら)。
「ないもの」ではなく「あるもの」を育て直す
自己肯定感は、大人になってからでも育て直せます。ポイントは、大きな成功を目指すことではなく、小さな「できた」と「感じた」を認めてあげること。
今日からできる3つのこと
- 寝る前に、自分をねぎらう:「今日もよく頑張ったね」と、条件なしで声をかける
- 「打ち消し」をやめる練習:褒められたら「ありがとう」だけ言ってみる(謙遜を足さない)
- 小さな「好き」を大事にする:好きな飲み物、好きな時間。「私はこれが好き」を積み重ねると、自分の輪郭が戻ってきます
「私なんて」は、あなたを守ってきた言葉
意外に思うかもしれませんが、「私なんて」は、幼いあなたを守ってきた防具でもありました。先に自分を低く見積もっておけば、期待されずにすむ。期待されなければ、失望されて傷つくこともない——そうやって、小さなあなたは自分を守ってきたんです。
だから、この口ぐせに気づいても、自分を責めないでください。「今まで守ってくれてありがとう。でも、もう大丈夫」——そう声をかけるところから、育て直しは始まります。
まとめ:あなたは、そのままで価値がある
- 自己肯定感は生まれつきではなく、幼い頃にもらって育つもの
- 「条件つきの愛」で育つと、頑張らないと安心できなくなる
- 大人になってからでも、小さな「できた・感じた」で育て直せる
「私なんて」が口ぐせになっていたのは、あなたのせいではありません。ただ、「あなたは大切」を、十分に受け取れなかっただけ。今日から、その言葉を、あなた自身が自分にかけてあげませんか🌸
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